6月24日(月)、エフエムさがみは、社会福祉法人相模原市社会福祉協議会と「災害時における情報提供に関する協定」を結びました。
放送事業者は、国から、災害時や緊急事態宣言時においても、国民の安定的な生活の確保に不可欠として、通信・電力等のインフラ事業者や食品事業者と同じように、事業を継続することが求められています。エフエムさがみは、放送事業社として、この社会的な役割を重く受け止め、定期的な防災訓練、情報収集のシステム構築、放送機材の更新など、一歩ずつ、防災メディアとしての充実を目指しています。
ラジオ放送は操作が簡単な受信機で受信が可能であり、停電時、また復旧作業中や、自動車の運転中も情報収集することができ、情報源としてラジオが有効であることは、既に認知されています。加えて、被災地ではボランティアの協力が欠かせないものであることもご承知のとおりです。
相模原市社会福祉協議会では、相模原市に甚大な被害をもたらした「令和元年東日本台風」の際に、被災者からの多様なニーズに対し、様々な思いをもったボランティアを受け入れ、効果的・効率的にコーディネートする「ボランティアセンター」を開設しました。
ボランティアは、被災した方々のニーズが結びついてこそ、生きた力になります。この度の協定締結により、エフエムさがみでは、ボランティアに関する情報を正確に且つ迅速に発信できるようになります。また、エフエムさがみが把握する被害状況や避難所開設に関する情報を、相模原市社会福祉協議会が開設するボランティアセンターで役に立てていただくことができるようになります。
今後は、災害時における情報を有効に活用できるよう、平常時より密に連絡を取り合い連携してまいります。