エフエムさがみ番組審議会(2024.10)議事録

エフエムさがみ 番組審議会(2024年度・第2回)
開催日 2024年10月29日~11月12日
場所 Webおよびメール審議
委員 宇田川隼委員、菅谷貴子委員、染谷耕平委員、中村昌治委員、宮本諒子  委員、渡邊知雅子委員 (50音順)(以上、計6名)
出席者 宇田川隼委員、菅谷貴子委員、染谷耕平委員、中村昌治委員、渡邊知雅子委員 (50音順)(以上、計5名)
事業者側 出席者 平岩夏木(代表取締役)、大木俊一(取締役)
渥美純(事務局)
 
議題
「大好き!中央区」について
「消防通信」について
議事概要 相模原市中央区に絞った地域特化の情報番組「大好き!中央区」について、さらに相模原消防局員から直に火災予防啓発等に関する情報を伝える「消防通信」について、各委員から感想、ご意見をいただいた。
頂いた意見は、スタッフ全員で共有し、今後の放送事業に活かしていくこととした。
 
審議内容
タイトル:大好き!中央区
放送日時:毎月第1木曜日午後7時より7時30分まで放送
(第2月曜日午後2時30分、第2火曜日午後2時30分、第3木曜日午後7時、
第3日曜日午前7時、第4土曜日午前10時30分より再放送)
放送形態:録音放送
内容:月替わりで相模原市中央区の街や施設・店舗、区内で活躍する人などをフォーカスし、中央区の魅力を紹介する地元特化型番組。
 
タイトル:消防通信 
放送日時:毎週第1水曜日9時43分頃より10時頃まで放送
内容:「竹中通義モーニングワイド」内コーナー番組として、火災予防啓発等を目的とし、相模原市消防局員に電話で直接話を聞くインタビュー形式の番組。
毎月第1火曜日午前時43分頃からは同様の形式で町田消防通信を放送している。
 
委員から
大好き!中央区
(肯定的な意見)
萱野中央区長の親しみの持てる愉快なトークが印象的だった。
シナリオが良く練られており、楽しく聴くことができた。
今回の特集「相模原市立図書館」に関して、図書館でのイベント案内などは、日頃図書館付近に通っていないと目にすることができないので、ラジオで案内してくれるのは有難いと思う。
ネット隆盛の時代に本の在り方・魅力が再考されている時代であるが、魅力的な本の紹介や図書館自体の魅力を積極的に伝えていることは好印象だった。
区長が楽しそうに番組の進行をしていることが珍しいが、楽しい。
みどり号の話は懐かしかった。
「1万円札を栞にしていた」件は驚きのエピソードでGOOD!
青山みちこさんの「お探し物は図書室迄」2020年発刊について、読みたくなるような説明が良かった。本のタイトルを2度伝えたことも良かった。
「中央区からのお知らせ」コーナーで、屋外広告物についての注意喚起についての呼びかけは良かった。議員の看板が町の美観を損ねている(但し、条例の対象外)と思う。
「相模原市立図書館」に関して、身近なようで、意外と知らない図書館司書の仕事内容がよくわかり勉強になった。
図書館職員がどうしてその仕事を選んだのかということがすごく興味深く聞けた。
図書館司書が、一般の方とは思えないほど聞き取りやすく、話が上手だった印象を受けた。
「中央区長の部屋」では明るい開けた中央区のイメージが、区長と土井さんの声でとてもよく伝わってきた。
「御朱印で巡る神奈川の神社」の選本紹介は興味を持ちぜひ読んでみたいと思った。
50周年記念イベントの紹介もわかりやすくサイエンスカフェでJAXAの方が来るなら・・・と興味を抱いた。
「中央区カフェ」は図書館の利用の仕方が夏休みの宿題のお手伝い等の話でわかりやすく伝わった。
音楽の後の広告看板に対する管理などのコマーシャルも是非周知したい内容なのでとても良かった。
開館50周年を迎える市立図書館の紹介で、中央区長と図書館職員が記念イベントの紹介や移動図書館の思い出などが語られ、聴いている方が引き寄せられた会話であった。
最後にリクエスト曲が流されたが、中央区長の話しの中で出てきた移動図書館で流していたシューマンの「楽しき農夫」の音楽で「移動図書館が来たぞ!」と懐かしく思い出すことができたと思う。
相模原市立図書館の紹介や司書の仕事に関する情報がラジオ番組で取り上げられていることは、地域密着型の情報発信としても素晴らしい取り組みだと感じる。
図書館は単なる本を借りる場所ではなく、地域の文化や知識の拠点として重要な役割を果たしているので、それをラジオというメディアを通じて広めることで、地域住民やリスナーにとって身近な存在に感じてもらえるのではないか。
図書館司書の仕事について、普段あまり意識されない部分が多いため、その重要性や魅力を紹介するのは良い機会だと感じた。
 
(改善を求める意見)
上溝のかまぼこ型図書館(昭和23年)や市民会館内の図書館(昭和40年)など、市の図書館の歴史に触れてほしかった。
図書館司書の方の話では、図書館司書になるきっかけや仕事内容についてはよく理解できたが、本の除荷などの専門的な用語の漢字表記について触れてほしかった。
全体を通して、冒頭の中央区長の高いテンションとタイトルコール後の落ち着いた内容のバランスがとれていないと感じた。
図書館50周年記念イベントの紹介の中でバトルに対して「キックパンチ!ではないよ。」の部分で背後でキックパンチと聞こえるのに対して、その後の中央区カフェで鼻をすするような音が気になった。
「区長の部屋」と「カフェ」の切り替えの音楽をもう少し導入切り替えできる選曲が良かったのではないか。
図書館の利用方法だけでなく、司書の方がどのようにして書籍を整理し、利用者に最適な本や資料を提供しているのかを知ることができれば、図書館に対する理解が深まり、利用者がより積極的に図書館を活用したくなる一つのきっかけになると思う。
「だから安心中央区」に関して、①高齢者事故防止、②秋の交通安全運動の2件は常に注意喚起が必要であると思う。
 
消防通信
(肯定的な意見)
地域で行われる消防イベントの案内はなかなか知ることができないので情報提供を受けられるのはよかった。
消防車 緊急人員搬送車の展示について、防火衣を着て撮影できる事は将来の消防職員増に繋がると思う。
住宅用火災警報器の点検は、電子部品の劣化、電池切れ等が発生する時期であり、適切な内容であると思う。
イベントの告知がわかりやすく、また電話でつながっているところが臨場感があってよかったと思った。
消防フェアというものは馴染みがないものだったが、内容がよくわかった。
「消防フェア」について、時間・場所・内容などわかりやすく、聞きやすかった。
内容変更や開催についての確認要請もしっかり説明がありよかった。
設置義務開始から10年経過で期限が来ている「家庭用火災報知器」についての交換点検内容がわかりやすかった。自分で確認checkができる説明はとても嬉しい。
「消防署」という難しいことではなく身近なイメージの話し方に好感が持てた。
第19回スポーツフェスティバルと同時開催で火災予防啓発等のため開催する「消防フェア」に関して、以前農業まつりやホームタウンチームの試合会場のギオンスタジアムで開催していたのを見たことがあり、消防服を着て消防車と一緒に写真を撮る子どもには大人気のイベントで、親子で火災予防を意識できる良い事業と感じた。
火災警報器について、私の自宅の各所に設置してある火災警報器が10年で交換時期を知らせる警報が次々と鳴りだし、音を止めるのが大変で困ったこと、高所にあるため交換にも手間取ったことなどの経験を話したいと思った。
ラジオを通じた消防フェアのような催し物の紹介は、地域の住民が消防活動や防災について学ぶ良い機会を提供するものであり、子どもから大人まで、さまざまな世代が楽しみながら防災意識を高めることができるので、とても効果的な啓蒙活動だと思う。
出演された消防局職員がとても親しみやすい話し方だったことも好感が持てた。
 
(改善を求める意見)
「南消防署消防フェア」のインフォメーションについて、ギオンスタジアムは広いので、“スタジアム脇”でなく“北側脇”など、詳細な案内が必要であると思う。
火災報知器10年交換の推奨の中で、事前交換しないと大変なことになることや、高齢者世帯では高所の交換が厳しいのでご相談ください!などと伝えてくれるといいと思う。
番組の趣旨とは異なるかもしれないが、この時期台風などの水害リスクがあるので、水害を防ぐ豆知識やワンポイント対策などあるとさらに有難い。
 
 
局より
大好き!中央区
地域住民がコミュニティFM局を選局する主な理由の一つに、地域情報への関心があげられる。地域自治体との連携し、そうした情報を発信することにより、コミュニティFM局の存在が地域、ひいては地域住民にとって利益になりうると考えている。
相模原市の中央区は市の官公庁、ならびに商業施設が集中し、市運営やビジネスの中心となっている。限られた地域ながら、そうしたエリアにスポットを当てることにより、市のダイナミックな動向を聴取者に伝えられればと考えている。
審議委員の方々のご意見を受け、今後は、それぞれ異なる特徴を持つ緑区ならびに南区においても、同様の番組を提案していきたい。
委員からのコメントにもあったが、区長の親しみやすい人柄により、リスナーにとって区行政を身近なものに感じられるものになっている。
今後は、他コーナーとのバランスについて検討が必要であり、よりよい番組になるよう工夫をしていきたい。
 
消防通信
当番組に関し、上記の意見以外に、委員から「防災や火災予防は、どれだけ周知されても足りないくらい重要なテーマであり、特に、災害に対する意識や準備は日頃からの知識や情報によって大きく左右されるので、地域のエフエム局を通じてその重要性を広めることは、地域住民にとって非常に有益であると思う」というものがあった。まさにコミュニティFM局の存在意義に言及している正鵠を射た意見と感じた。
自治体が情報公開や広報の手段として用いるのは市(発信者)の広報誌や自治体の掲示板が主となるが、こうした一方通行のコミュニケーションは時に情報を受け取る側(受信者)からの質問や確認要求に対応できない場合がある。コミュニティFM局の役割とは、その発信側と受信側の間に入り、発信された情報をわかりやすく受信者に伝え、場合によっては受信側の不明事項等を発信者に伝えることと理解している。当番組はそうしたコンセプトに基づき放送している。
消防や警察が、ラジオで放送することの意義を理解し、ご協力いただいていることは非常にありがたい。
 
エフエムさがみでは、各委員の意見を参考に、今後もより良い番組づくりに努めてまいります。
 
《審議機関概要の公表の方法》
自社放送(「番組審議会リポート」)
事務所への備置き
自社ホームページ(URL)への掲示
 
《次回の番組審議会》
2024年1月開催予定

 エフエムさがみ番組審議会(2024.7)議事録

開催日 2024年7月1日~19日
場所 Webおよびメール審議
委員 宇田川隼委員、菅谷貴子委員、染谷耕平委員、中村昌治委員、宮本諒子委員、渡邊知雅子委員 (50音順)(以上、計6名)
出席者 宇田川隼委員、菅谷貴子委員、染谷耕平委員、中村昌治委員、渡邊知雅子委員 (50音順)(以上、計5名)
事業者側出席者 平岩夏木(代表取締役)、大木俊一(取締役)、渥美純(事務局)

議題
「Fight! 高校野球」について
「愛川町令和6年度避難所運営訓練時、臨時災害放送局訓練放送」について

議事概要
地元高等学校の「夏の高校野球大会」への意気込みを伝える「Fight!高校野球」について、さらに臨時災害放送局発信訓練の模様を伝える「愛川町令和6年度避難所運営訓練時、臨時災害放送局訓練放送」について、各委員から感想、ご意見をいただいた。
頂いた意見は、スタッフ全員で共有し、今後の放送事業に活かしていくこととした。
 
審議内容
タイトル:Fight! 高校野球
放送日時:6月3日から7月5日までの平日午後0時5分頃より「とれたてランチBOX」内にて放送(同日 午後6時33分頃より「カラフル☆ハミング」内にて再放送)
放送形態:録音放送
内容:夏の甲子園出場をかけた高校野球夏の大会を前に、相模原市、町田市、愛川町の全25校の高校球児の大会にかける意気込み、目標を紹介。
 
② タイトル:愛川町令和6年度避難所運営訓練時、臨時災害放送局訓練放送
放送日時:6月22日(土) 午前10時より愛川町令和6年避難所運営訓練会場からの臨時災害放送局発信訓練として放送
放送形態:生放送
出演:小野澤豊(愛川町町長)・大岩朝洋(関東総合通信局放送部放送課ラジオ担当企画監理官)・大矢尚広(関東総合通信局放送部放送課課長補佐)・平岩夏木(エフエムさがみ代表取締役)
内容:令和6年度愛川町消防訓練会場より、災害時を想定した情報発信訓練を実施。情報発信は総務省臨時災害放送局用の設備を使用し、FMラジオ77.1MHzで放送。午前10時から10時24分まではFM HOT 839でも同内容の番組を放送した。
 
委員から
Fight! 高校野球
(肯定的な意見)
高校生の野球にかける熱意が伝わってきてすがすがしくも応援したくなるメッセージ。
監督の「本気の追求」という主軸をもとに野球指導をされ、周りの協力、応援、先輩方の功績なしには今日はない!素晴らしい教育に繋がっていると思った。勝ち負けだけの野球ではなく精神や考え方の指導も受け、素晴らしい球児たちが育っていると思った。
マネージャーの野球部に送る歌の紹介が可愛かった。
今回は上鶴間高校の特集ということで、地元の高校野球ファンや同校OBOGの方にとってはとても楽しい番組だったのではないか。そうでなくても、夏の風物詩がやってきたということで、とてもワクワクする気分にさせられた。
高校生にとってラジオに出演できることはすごく気持ちも上がることであろうし、リスナーにとっても爽やかな高校生たちの思いを聞くことで高校野球への関心が高まると思う。
マネージャーからのエールの曲も青春を感じさせるものだった。  
地元高校生の青春を感じさせる、ローカルラジオの魅力を端的に表すコーナーだと思う。
高校球児にとって夏の甲子園出場をかけたこの大会は一生の思い出となる大事な大会である。その思いをラジオ放送で発信していくことは、球児たちにとって大きな意義がある。1人1人の意気込みが感じられ、楽しく聴くことができた。
上鶴間高校の意気込みを感じる。話のスピードが早く聞きとりづらいとも感じるが、まあ良いとしよう。
マネージャー、監督の話は聞き取りやすかった。
 
(改善を求める意見)
高校生の選手の言葉がとても早口で、高齢の方にはちょっと聞き辛かったかもしれないな、という点が気になった。事前に制作者側から、選手に「いつもより少しだけゆっくりと、そしてはっきりと」話すようにアドバイスをしたほうが、より多くの方に選手の気持ちが伝わったように思う(マネージャーの生徒の話し方が一番聞き取りやすかった)。
監督へのインタビューの時間を少しでもキャプテンやエースへのインタビューの時間に割いた方がもっとよかったのではないか。
監督の高校時代の経歴などをきいて欲しかった。
猛暑の中での練習、大会に向けどの様な体調管理の工夫をしているのか知りたいと思った。
 
愛川町令和6年度避難所運営訓練時、臨時災害放送局訓練放送
(肯定的な意見)
町長の話のスピードや言葉遣いがわかりやすかった
避難所生活の食事に温かい物を提供しようという取り組みはとても良い。特に高齢者の方には必要な事だと思う。
いざという時には地域の協力・地元民の団結が必要=自治会に加入を!
なぜ自治会?に対する答えも加入促進も兼ねていて良いと思った。
総務省のFM臨時放送局開設は「なるほど感が高かった」。いざという時にはFM局開設で地域により的確で迅速に情報を伝えるラジオの大切さを改めて感じた。
愛川町の防災訓練に際して、実験的に災害放送の訓練をするという、地域エフエム放送にとって非常に大切な放送訓練であったと思う。今後も継続して、相模原市、町田市、愛川町と協力して、いざというときのために必要な放送訓練を継続してもらえたらと思う。
災害時はラジオが市民の重要な情報源になる。公共電波であるラジオがこれらに貢献することは災害対策のためにも非常に重要なことだと思う。
総務省の方とのトークのうち制度説明はやや一般の方には関心が持ちづらい話題かもしれないが、公共電波としては必要な情報提供と思った。
災害時の女性特有の問題の取り上げについては実践的なもので勉強になった。
愛川町の避難所運営訓練時に、臨時災害放送局訓練放送を同時に行ったのは効果的でとてもよかったと思う。
平岩代表取締役の司会は、愛川町長の話を受け、うまく分かりやすい言葉に代えてリスナーに伝えているのも良かった。
実際の災害時を想定し、小学校を活用して炊き出しを行い、停電に備え東電の電源車を小学校に派遣したことも、訓練とはいえ、いろいろな想定で行っていることに感心した。耳で聴いているだけなのに、目で見ているように頭に様子が浮かんできた。
災害は地域の助け合いが大切なことを呼びかけ、自治会加入の必要性を訴えていたこともリスナーに響いたことと思う。
自然豊かな暮らしが大災害で一変してしまうわけだから、一人一人の災害への備えや意識啓発は大切だ。そのことを意識するきっかけになったと思う。
避難所での女性へのインタビューについては、授乳所もあるマルチテントなど女性の視点での避難所設営はとても重要なので、聴いていて安心した。
避難所開設時には、まずは命を守ることが使命だが、時間がたった時には、音楽で避難者の心を癒すことが必要になってくるという言葉は心にしみた。
梅雨時の避難所運営訓練は大切であると思う。取材対象として良い選択である。
臨時災害放送局は、これまで55局開設、関東でも災害時に開局の実績を紹介していたが、あまり知られていない。今回が良いPRの機会となっている。
 
(改善を求める意見)
実際の災害時には市内、町内の被災状況、交通情報や各避難所の状況(混雑具合や物資の状況など)を含め非常に広域にわたって、具体的な情報収集が必要になると思う。そこで(今回は中原中学校からの中継のみだったが)、町職員や警察、消防の方と協力して、より多くの地点からの中継の訓練をしてみることも必要と思う。その他、災害時の市民サポーターの方からの中継、情報収集などが機能するかということも確認する機会にしたら、なお良いのではかと感じた。
番組内で流れた音楽について、災害時を想定して、より聞く人の心が休まるような、あるいは勇気が出るような曲を流してみる、その反響を確認してみるということもあっても良いかなと思う。
いつもと周波数が違うようだったが、これは普段エフエムさがみを聞かれている人には影響があるのだろうか。災害時には特別の周波数で放送するということだろうか。携帯アプリからでもいつも通り聞けるのかどうか、そのあたりのアナウンスがあると安心した。
臨時災害放送局の設置について、総務省関東総合通信局の方の話の中で、開設に向けて高いハードルではないということだったが、リスナーにとっては話しの内容自体が結構難しく、他人事で聴いていたかもしれない。災害時にラジオが果たす役割はとても大切だと感じているので、そのことを伝えていくことの方がよかったと思う。そのため、「災害時持ち出しリュック」の中に必ずラジオを入れておくことを伝えることが必要だと思う。
臨時災害放送の周波数について0.7ワットで山間部の愛川町全エリアに届くのか疑問。どこまで電波を飛ばす想定なのか。また、77.1MHzのその日限りの周波数をどの様に伝えているのか知りたい。
下記3点はもっと強調しても良いのではないかと思う。
➀ 小野澤町長の発言の中にある「出水期(出水時)」は普段使用しない言葉なので説明が必要/② ライフラインが無い状況を想定した給食調理場での炊き出しが訓練は意義が大きい/③ 災害時の自治会加入が自分の命を守る事に繋がることを自覚して欲しい
田中リポーターのインタビューをした方が町の議員だった。一般の方へのインタビューが望ましい。
マルチテントの大きさ、素材、構造等が解らなかった。軽い事、窓があることは解った。4名いないと設営出来ないのか、疑問に思った。

局より
Fight! 高校野球
生活に身近な話題と言えば行政や消費財を連想しがちだが、教育に関する情報提供もコミュニティFM局にとっては重要な課題と認識している。
例えば、エフエムさがみでは昼の時間帯に放送する情報番組内において「学校ランチBOX」というコーナー設け、地元小学校の給食献立をリスナーに提供している。これはリスナーに夕食の献立のアイデアを提供することも目的の一つとしてあげられるが、コミュニティと教育現場の垣根を取り払い、「コミュニティ全体として教育に関わっていく」ことの重要性を提案することを意図したものでもある。
コミュニティFM局として教育現場からの声を発信していくことは、教育への関心を高めると同時に子供達のシヴィック・プライドを涵養することができると考えている。
高校野球もコミュニティにとって重要なアイコンであり、今回はベンチ入りメンバーだけでなく、3年生全員からインタビューを行った。今後は、野球部に限らず、他の部活動にもスポットを当てていきたいと考えている。
委員よりご指摘いただいた通り、出演者へ話し方のアドバイスをするなど、リスナーに分かり易く伝えるための工夫をしていきたい。
 
愛川町令和6年度避難所運営訓練時、臨時災害放送局訓練放送
前回の審議で審査対象とした被災地からの復興を伝える「今週の大船渡」、そして防災知識の周知と防災意識の向上を目指す「防災&防犯メモ」に続き、今回も災害におけるラジオ放送の重要性を伝える一員として携わることとなった臨時災害放送局訓練放送を取り上げた。前回も報告した通り、エフエムさがみでは、防災放送をコミュニティFM局の使命と考え、防災や防犯に関する様々な情報を発信している。
もし災害が起きた際にコミュニティFM局がしなければならないことは何か、自治体やコミュニティから期待されること何か、こうした訓練に積極的に参加しながら様々な状況をシミュレーションし、その回答を常に更新している。
「これでよし」という完璧な準備を整えるのは不可能なのが防災。であれば、少しでも完璧に近づけるよう、コミュニティFM局としての日頃の準備、そして防災に関する啓もう、さらには自治体やコミュニティとの相互協力関係を精力的に推進していきたい。
加えて、総務省関東総合通信局にもご協力をいただきながら、災害時のラジオの役割や力を、自治体へよりアピールしていきたい。
 
エフエムさがみでは、各委員の意見を参考に、今後もより良い番組づくりに努めてまいります。
 
《審議機関概要の公表の方法》
自社放送(「番組審議会リポート」)
事務所への備置き
自社ホームページ(URL)への掲示
 
《次回の番組審議会》
2024年9月開催予定

 エフエムさがみ番組審議会(2024.3)議事録

開催日 2024 年 2 月 19 日~27 日
場所   Web およびメール審議
委員   宇田川隼委員、菅谷貴子委員、染谷耕平委員、中村昌治委員、宮本諒子委員、渡邊知雅子委員 (50 音順)(以上、計6名)
出席者 
宇田川隼委員、菅谷貴子委員、染谷耕平委員、中村昌治委員、渡邊知雅子委員 (50音順)(以上、計 5 名)
事業者側出席者  平岩夏木(代表取締役)、大木俊一(取締役)、岩﨑創太郎(営業)、渥美純(事務局)

議題
① 「今週の大船渡」について
② 「防災&防犯メモ」について

議事概要
相模原市の交流都市である大船渡の復興を伝える「今週の大船渡」について、さらに
防災知識の周知を目的とした「防災&防犯メモ」について、各委員から感想、ご意見
をいただいた。
頂いた意見は、スタッフ全員で共有し、今後の放送事業に活かしていくこととした。

審議内容
① タイトル:今週の大船渡
放送日時:毎週木曜日午前 9 時 5 分より「竹中通義モーニングワイド」内にて放送
放送形態:生放送
出演:竹中通義
内容:「竹中通義モーニングワイド」の曜日別特集コーナーの 1 つで、相模原市の交流都市である岩手県大船渡市の「今」を取り上げることにより、東北大震災からの復興状況を伝える。
② タイトル:防災&防犯メモ
放送日時:1日5回、毎日放送
放送形態:録音放送
出演:エフエムさがみスタッフ
内容:防災放送サポートスポンサーの支援のもと、防災知識の周知と防災意識の向上のため、1日5回、繰り返し放送。

委員から
① 今週の大船渡
(肯定的な意見)
 福寿草の話題、季節感が有り、とても良いと感じた。黄色い絨毯が目に浮かぶ
ようである。
 「温泉宿ホテル総選挙 2023」で大船渡温泉は絶景部門、海の幸部門での連続第
1 位受賞は素晴らしいことである。竹中さんの大船渡の経験談が、景色を想像
させてくれる。また、加賀屋さんでの研修での成果が受賞に繋がり、能登半島
地震への支援を呼び掛けていることは、宿泊業としてのネットワークに加え、
被災の経験がある大船渡温泉が立ち直り、能登半島の旅館支援を県知事に訴え
ている活動は、意義が大きいと感じた。この様に活きた情報を電波に載せるこ
とが大切である。
 復興を担う人材育成の為の、岩手復興教育プログラムでは、県内小中高の 7 校
参加で行われた様だが、高度な内容の発表が行われている様子が伺えた。今だ
からこそ、リスナーの心に響く情報提供と思う。
 春の訪れを告げる「福寿草」の開花の話からは、黄色いじゅうたんが映像とし
て想像でき、紹介の「長安寺」を訪れてみたくなった。
 大船渡温泉が全国 200 宿の中で「海の幸部門」「絶景部門」で 1 位を獲得してい
ると聞き、相模原市と友好都市であり被災地からの復興の様子の確認も含め、
大船渡市を訪れてみたいと思った。
 同じ銀河連邦に属する大船渡市についての情報提供を行うことで、両市民の心
の距離を近づける効果があることは素晴らしいと思った。
 トピックな課題である能登半島沖地震との関連で東日本大震災に被災した大船
渡市民が今何を思い、どのような活動をしているかを発信することには意義が
あると感じた。特に加賀屋のエピソードは、10年以上経過した今でも人とひ
ととの繋がりを感じられる共助の素晴らしさを実感した。
 福寿草の花の話題からスタートしたのがとても明るくて良い。
 温泉宿ホテル総選挙の話題、眺望や絶景の様子がよくイメージできて…今すぐ
にでも行きたくなってしまう。石川県のかがやから接客やおもてなしの基本を
学んだお蔭だから…今まで被災地として支援を受けてきたから恩返ししたいと
いう話は感動した。私自身もいい思い出の沢山ある石川県。ラジオを通して大
船渡だけではない復興の応援がイメージできて良い。
 復興教育プログラム発表会に関しては、地元や地域内を探索して危険箇所を発
見したり、募金活動をしたりと若者の頑張り、応援にとても嬉しい気持になっ
た。
 家電買い換え促進事業は詳しくわかりやすい。
 番組を聞いて、名所の紹介や季節の話題など、大船渡に行ってみたいという気
持ちにさせられた。
(改善を求める意見)
 コンビニ交付停止のニュースは途中から聞いたリスナーが相模原市の話題と勘
違いする可能性があるので、必要性を感じない。同様に、防災観光センター等
でのイベント情報についても、詳細な部分に触れる必要はないと思う。
 アスリート応援では、大船渡高校出身の「佐々木朗希」投手の紹介だった。野
球好きの私としては、地元出身者をもっと応援して欲しいと思う。
 話題の間が長いように感じた。ちょっとつまずきが多かったかもしれない(そ
のようなところも身近に感じられる要因でいいかもしれないが)。
 公認アスリート紹介は何を言いたいのかがよくわかりにくい話題だった。
 1987年に発足した銀河連邦共和国の一つとして、友好姉妹都市の情報を取
り上げている番組と承知するが、他の姉妹都市である秋田県能代市や宮城県角
田市、北海道大樹町なども取り上げてもよいのではないだろうか。
 アクセス情報など(新幹線や道路情報など)を付け加えて、より観光寄りの情
報に特化してもよいかもしれない。

② 防災&防犯メモ
(肯定的な意見)
 身の安全、家具、落下物から身を守る方法、火の始末、など自宅での対応、外
出時での対応を放送によって確認出来るので良い内容と思う。家具などの転倒
防止等の備えについても良いと思う。
 いつ起こるかわからない大地震への備えはとても重要。イザという時のために
心得ておかなければいけないことなどを繰り返し放送することは、個人個人の
地震への備えに対する意識づけのために大切なことと考える。放送内容も、地
震が発生した時、停電した時、火災が起きた時など事象別に知らせしているの
は良いと思う。
 災害発生時には、身近な地域のラジオ局の災害情報の発信が頼りになる。
 防災&防犯というテーマにおいて、過不足なく的確な情報支援ができていると
感じた。
 こういうテーマについてはこれだけ余計なものをそぎ落としたシンプルな伝え
方の方が伝わると感じた。
 話のスピードがとても理解しやすい。
 一つ一つ確認や足りない物を思い出すのによい。
 何がいくつ必要かもわかりやすい。(例えば家族分必要など)
 なるほど…なぜ供給が来ないか?などもわかりやすい。
 エレベーターでの閉じ込め不安についても一度聞いておくと安心。
 ラジオを聞く習慣にもなる。いざという時の前に訓練として何度も聞いておく
ことが大事だと思う。とても大事な取り組み番組だと思った。
 本コーナーは、毎日拝聴しているが、いろいろな災害のシチュエーションにつ
いて、繰り返し防災情報、防災対策についてアナウンスしているので、頭に残
りやすく、ためになる。
 高齢者でも聞きやすいようにゆっくりとしたアナウンスも好感が持てる。
 これからも継続してほしいコーナーだと思う。
(改善を求める意見)
 お風呂の残り湯は、消火作業以外に、断水時トイレ等でも活用出来る事を加え
ると、更に良かったと思う。
 エレベーターでの情報は繰り返し聞くことで、対応が身につくと思うが、すべ
ての階のボタンを押すことが有効である情報を加えた方が良いのでは。

局より
① 今週の大船渡
 新年早々多くの方々が能登半島地震に見舞われ、今も避難生活を余儀なくされ
ている一方、相模原市の交流都市の 1 つである大船渡市は東日本大震災からの
復興を直実に進めている。コミュニティ FM 局として大船渡市からの情報を発
信することは、両市の友好関係を広く伝播するとともに、震災への備えや、復
興への取り組み方をコミュニティに伝えることができると考えている。
 放送に際しては、震災からの復興という希望を誰もが感じられるよう、明るい
話題を平易な言葉で伝えるように心掛けている。
② 防災&防犯メモ
 エフエムさがみでは、防災放送をコミュニティ FM 局の使命と考え、防災や防
犯に関する様々な情報を発信している。当番組もその一環としての重要な取り
組みととらえている。
 繰り返し放送することは、災害時に地元の情報を得る手段としてラジオ(エフ
エムさがみ)があることの周知にも繋がっていると考えている。
③ このような番組を放送する取り組みに関して
 審議委員から両番組に関する総括として、「今、防災についての準備や心得、1
月の能登半島の災害においての関心が高まっている中、このような番組を放送
していることはとても重要なことと思う。身近に、不安なく、ラジオを聴くこ
とによって自然と防災についての意識が高まっていく気がする」という意見を
いただいている。こうした意見を社内で共有し、今後もコミュニティにとって
有益な情報を発信するよう努めていく方針である。
エフエムさがみでは、各委員の意見を参考に、今後もより良い番組づくりに努めてまいります。

《審議機関概要の公表の方法》
① 自社放送(「番組審議会リポート」)
② 事務所への備置き
③ 自社ホームページ(URL)への掲示

《次回の番組審議会》
2024 年 6 月開催予定

 エフエムさがみ番組審議会(2023.10)議事録

開催日 2023年10月17日~27日
場所 Webおよびメール審議
委員 宇田川隼委員、菅谷貴子委員、染谷耕平委員、中村昌治委員、宮本諒子委員、渡邊知雅子委員 (50音順)(以上、計6名)
出席者 宇田川隼委員、菅谷貴子委員、染谷耕平委員、中村昌治委員、宮本諒子委員、渡邊知雅子委員 (50音順)(以上、計6名)
事業者側
出席者 平岩夏木(代表取締役)、大木俊一(取締役)、岩﨑創太郎(営業)、渥美純(事務局)
 
●議題 「キンモクセイ佐々木良の月末ラジオ」について

●議事概要 NHK紅白歌合戦にも出場経験のある「キンモクセイ」のギタリスト、佐々木良氏がパーソナリティを務める「キンモクセイ佐々木良の月末ラジオ」について、各委員から感想、ご意見をいただいた。
頂いた意見は、スタッフ全員で共有し、今後の放送事業に活かしていくこととした。

●審議内容 タイトル:キンモクセイ佐々木良の月末ラジオ
放送日時:毎月第4土曜日午後8時-9時(再放送:翌日曜日正午‐午後1時)
放送形態:録音放送
出演:佐々木良
内容:地元相模原出身バンド「キンモクセイ」のギタリスト、そして町田駅前ライブレストラン『まほろ座MACHIDA』の店長も務める佐々木良による月1回放送のレギュラー番組。「町田相模原界隈で育ったアラフィフバンドマンのおじトーク」をテーマとし、相模原、そして町田の市民はもちろん、全国のキンモクセイファンからも絶大な支持を得ている。今回、地元情報を優先するコミュニティFM局が有名タレントを起用した番組を制作することに関連し、今後のコミュニティFM局はどうあるべきかについても意見を訊いた。

●委員から
番組について
(肯定的な意見)
独特の番組の入り方で、コットンクラブでのライブ開催の裏話を聞くことが出来て面白い。
ライブとライブレストランとFMがリンクして放送されている特徴的な番組。
普段の話し言葉での進行は通常では評価出来ないが、この番組では有りだと思う。
話すスピードはスローなので聞きやすい印象。
チェッカーズ特集が懐かしかった。
声が大変聞き取りやすいと思った。
アーティストのラジオ番組は、テレビ等では聞くことができないアーティスト
の本音やライブや曲制作の裏話が聞けるため、このような番組はファンや音楽
が好きな人には有意義な番組であると思う。
今回はチェッカーズの曲を何曲か流していたので、とても懐かしく聞いた。
後半は「チェッカーズ特集」ということで、懐かしい曲が多くかかり、世代限定かもしれないが、とても楽しめた。
楽しい番組だった。 
番組終了後に満足感があった。 
佐々木良氏のかっこつけない言い回しとか、好感がもてる。 
手元資料の「まほろざMACHIDA」店長・・・で身近に感じた。 
トークではバンドの話や予定などはのんびりとマイペース感を出した話し方ですすめ、ファンメールを読むときはいきなりピッチが上がっているように感じた。声も違う印象・・・スピードと声のトーン分けでぐだぐだ感なくマイペース感になるので、聞いていて内容だけではない楽しい番組である。 
ファンメールのお子さんの夜泣きで聞き始めたに共感した。甘いささやきとかはないが、すごく癒やされる感もあり、疲れた心に響く。 
ラジオがきっかけでファンになり、コンサートに行き、気がついたらどっぷりと応援している・・・そんなファンが多いのではないかと感じた。 
聞きやすさ・親しみやすさ・内容ともにそろっていると思った。 
月末を迎えて・・ちょっと一息・・・月末ラジオスイッチON。次の月末が楽しみである。
 
(改善を求める意見)
ゲストとのやりとりを聞くことが出来ず残念だった。
少し放送時間が長いような印象を受けた。
近年はYouTube等でアーティスト自ら発信する機会も増えているため、それ
との差別化が明確になるとより番組の意義が大きくなると思った(佐々木氏がYouTubeをやっているかどうかは未確認)。
相模原市出身のバンド「キンモクセイ」のメンバー佐々木良氏による月1回の月末ラジオということで、地元情報が多く盛り込まれていると思ったが、町田市民ホールでのコンサートを6月に行ったぐらいだった。相模原市出身とは言え、相模原市情報の発信は難しいのかなと思うと同時に、相模原市出身だからファンになったという方もいるだろうから、楽しみにしている方も多くいるだろうなと思った。
内容については、前半はキンモクセイについての情報が多く、ファンにとっては良いが、一般のリスナーにとっては少し退屈という印象だった。
 
今後のコミュニティFM局の在り方について
コミュニティFMの在り方として、もちろん大手のFMとの差別化や役割分
担という観点からより地域に密着した情報を発信することはローカルファーストの観点からも重要であると思う。他方で、コミュニティFMをもっと知ってもらい、アクセスをしてもらうための起爆剤や発信力として有名タレント等を用いた番組も製作することでコミュニティFMへのアクセスのきっかけを作ることは重要であると思う。多角的な発信があればそれだけ多くの方にフックがかかる可能性があるためである。有名人の番組をきっかけに地域外の人からもコミュニティFMへのアクセスが増えればシティセールスにも繋がると思う。
今まで通り地元情報にこだわり、喋り手も地元の人材を優先して起用するという考えは踏襲すべきと考える。
有名なアーティストをMCに迎えた、東京のキー局に近い感じの番組という印象で、ラジオ局としての格というか、存在感を上げるうえで良い番組だと思う。
地元情報中心の番組が多い中(これもとても大事と思う)、時折、こういう番組が入ると、全体としてメリハリがあってよいと思う。
 
●局より
番組について
ラジオはリスナーからのメッセージを読み上げるなど、インタラクティブな一体感を醸成しやすい媒体であると認識している。そのような観点から、委員のコメントにもあったが、テレビなどでは聴くことができないアーティストの本音やライブの裏話が聴け、ファンにとっては特別な魅力を感じる番組になるよう留意して今後も制作していきたい。
さらに、特定のファンではないにしろ、パーソナリティの年代に近いリスナーにとって、放送される楽曲やトークの内容が親近感を感じるものとなるよう留意していきたい。
 
今後のコミュニティFMの在り方について
最近、コミュニティFM局の中には、地元情報よりも有名タレントに特化した番組を制作する方向性を打ち出している局がある。その一方、エフエムさがみは地元情報にこだわり、パーソナリティも地元の人材を優先して起用してきた。委員からは「この番組はキンモクセイのファンの方がリスナーであると思うので、番組審議会にかける番組ではないと思う」という意見もあったが、上述した状況を踏まえ、今後のコミュニティFM局はどうあるべきかについて考える場とすべく、敢えてこの番組を選んだ。
局の認知度を高めるために、有名タレントの起用は一定の効果があるものと考えている。しかし、コミュニティFM局としてはそこに「コミュニティ」という要素を加え、起用がリスナーにとって納得できるものであることが重要と考える。そういった意味では、「地元出身のタレント」というアイコンは、リスナーに親近感を持たせやすく、さらにはシビックプライドを向上させるのにも効果があるものと考える。
コミュニティFM局は、コミュニティの文化を醸成する役目を持っている。地元の情報発信を大事にしつつ、リスナーが様々な側面から地元を知り、楽しみ、そして新しい発見を見つけ出すことができるよう、工夫していきたい。
 
エフエムさがみでは、各委員の意見を参考に、今後もより良い番組づくりに努めてまいります。

 
《審議機関概要の公表の方法》
自社放送(「番組審議会リポート」)
事務所への備置き
自社ホームページ(URL)への掲示
 
《次回の番組審議会》
2024年1月開催予定


 

 エフエムさがみ番組審議会(2023.7)議事録

開催日 2023年7月24日~8月3日
場所 Webおよびメール審議
委員 宇田川隼委員、菅谷貴子委員、染谷耕平委員、中村昌治委員、宮本諒子委員、渡邊知雅子委員(50音順)(以上、計6名)
出席者 宇田川隼委員、菅谷貴子委員、染谷耕平委員、中村昌治委員、宮本諒子委員、渡邊知雅子委員(50音順)(以上、計6名)
事業者側出席者 平岩夏木(代表取締役)、大木俊一(取締役)、岩﨑創太郎(営業)、渥美純(事務局)

●議題
「コシバタカシのコミュニティFM大図鑑」について
「消費生活総合センターお役立ち情報」について
 
●議事概要
全国のコミュニティFM局を紹介する「コシバタカシのコミュニティFM大図鑑」、そして高齢者の悪徳商法被害防止に関する情報を提供する「消費生活総合センターお役立ち情報」の2番組について、各委員から感想、ご意見をいただいた。
頂いた意見は、スタッフ全員で共有し、今後の放送事業に活かしていくこととした。

●審議内容
タイトル:コシバタカシのコミュニティFM大図鑑
放送日時:土曜日午後10時-10時30分
放送形態:録音放送
出演:コシバタカシ
内容:日本全国のコミュニティFM局をほぼすべて訪れたコシバタカシ氏が、全国各地で地域に密着した放送を続ける各局の魅力を紹介。2021年の放送開始以来、聴取者のみならずコミュニティFM関係者からも好評を得ている。今回審議の対象としたのは、ニュースとして奄美のコミュニティFM局、そして特集として青森県八戸市のコミュニティFM局「Be FM」を「町のコーディネート」「地域密着」「防災」の3つの視点で紹介した放送内容。
 
タイトル:消費生活総合センターお役立ち情報
放送日時:月曜日8時35分頃~「モーニングワイド」内
放送形態:録音放送
出演:相模原市消費生活総合センターの職員
内容:「大事な人を見守りたい」を番組のキャッチフレーズとして、高齢者の契約トラブルや悪質商法被害を防ぐための情報を伝える。
 
●委員から
コシバタカシのコミュニティFM大図鑑
(肯定的な意見)
Be FMについて、まず名称の由来は笑えた。局および地理的紹介が良く出来ていると思う。
「町のコーディネート」に関する情報で、高齢化等の課題解決に取り組む Be FMの地域貢献が素晴らしい。新スタ  ジオの特徴も良く紹介されていると思う。
「地域密着」に関する情報から南部弁があるのを知った。エフエムさがみでも放送できそうである。小中学生の作文発表を録音するのは親だと推測すると、リスナーを増やす大切な機会になると思う。
「防災」に関する情報に関して、協定の締結を有効に活用するためには、発災時の周知等が大切であると思った。東日本大震災時の対応の紹介は良かったと思う。災害時には地元に限定した生活情報が絶対に必要。地元の細かい情報提供が、コミュニティFMの使命ではないかと思う。「ぼくらのまちラブインタウン」の曲の売り上げが義援金となるのには胸をうたれた。
たけべ氏の登山の話、活動報告は良かったと思う。
各地のコミュニティFMを紹介する事は良いと思う。
かなりニッチな内容の番組で、地域FM局で扱うにふさわしいユニークな番組だと思った。
内容的には、色々な地域FMを知ることができ良いと思う。今回の八戸市の「Be FM」も聞いてみたくなった。
映像が流れないラジオは、情報の質と量、切り口などが勝負だと思う。この点、本番組はかなりローカルな情報を詳細に伝えており、非常に興味深く聞くことができた。
各地のコミュニティFMの魅力が伝わることで、聴取者に各地にある魅力的なラジオ放送の存在を発見させる機能を果たしている点も素晴らしい。
前置きで新潟県弥彦山のことから始まり、奄美大島の「あまみFM」の話では、大学生の研究の成果を紹介する内容の中で、FM放送に出演したことのある人の方が島への愛着度が高く、FMあまみの与える影響が大きいという結果は、非常に興味深いものだった。やはり、小さい頃、若い頃の体験が地域への愛着につながるのだろう。
八戸市の「Be FM」は、まちのコーディネート・地域密着・防災の3つの視点での番組の紹介だったが、ここでも地域密着の中で「昔番組で作文を読みました」という紹介から、そういった特別な経験はずっと心に残るものなのだろう。
最後の札幌市の「三角山放送局」の紹介では、両足が不自由な障害を持つたけべ氏という方が三角山登頂成功したという内容だった。札幌市内の三角山がどのくらいの高さなのか、たけべ氏は女性か男性か、何歳ぐらいの方なのかなど興味を持ち検索してしまった。
30分放送とあって中身の濃い話がいっぱい詰まっていた。Be FMの由来も詳しくわかりやすく説明があって、この局をより一層印象づけるものとなった。
防災についての取り組みで「2011年3月の東日本大震災の時、被害状況はNHKなどに任せ、市民の水・食料供給情報などの地域で困っている住民の方々への情報提供に徹底した」のところは感激した。ラジオを持って避難して良かったと言われるはずだ!!!地元住民に寄り添い、地域と連携を図りながら、一人ひとりに向き合った、まさにコミュニティFMだと思う。地元の方にとってもFMラジオとの繋がりが深いと思った。
大吟醸と言われる声の地元歌手の天使のような声が聞けて心も晴れ渡った。
聞き取りやすい声とテンポだった。
内容も、トピックが多岐にわたっており聞いていて楽しかった。
 
(改善を求める意見)
Be FMという放送局に関する情報について、青森の津軽と南部の説明があると更に良かったと思う。
本人独特な語りと思うが、少し話すスピードが速いと思う。
奄美FMに関する情報については、南海日々新聞はどの様な新聞なのか?ピックアップした内容は良いと思うが、奄美という地名と奄美大島の地名が同じものか違うのかが分らない。もう少し奄美大島についての紹介や、奄美FMのエリア等、局の説明が必要だと思う。鹿児島県の地理はリスナー全てが理解出来ていないと思う。
2010年を取り上げたコーナー「あの日あの時について」に関しては、鳩山由紀夫総理等より、相模原市の指定都市移行等、本市の歴史も合わせて紹介するとわかり易いと思った。
スタートからMCの語りが長く、もう少しいろいろなインタビューや音素材を使いリスナーを引き付ける工夫があっても良いのかなと思った。
声質とやや早口が相まって、たまに発言が聞き取りづらいと感じることがあった。
コミュニティFMの紹介番組を初めて聴いたので、まずコミュニティFMという言葉が分からず聴いていた。
全体としては、30分の番組の中で4つの地域のことを話されているので、例えば2つの地域に絞ってもう少し深掘りして話してもらえるといいなと思った。
 
消費生活総合センターお役立ち情報
(肯定的な意見)
アナログ戻しという言葉を初めて知った。クーリングオフについても説明が有り、特定記録郵便の活用の提案も良いと思う。まず、美味しい話に乗らぬよう、
注意喚起をして、被害を最小限に抑える様、全国のコミュニティーエフエムで統一のCM等作成すると良いと思う。
地域の高齢者向けに、悪徳商法被害防止の啓もうをする内容はとてもよい。
内容やMC、解説員の方の語り口も、ゆっくりはっきりとしていて高齢者に向けてのものとしてふさわしい。
最終的には「188」への相談を誘導しているので、高齢者にむけての有用な情報を伝えるものとして評価できる。
情報の紹介と具体的な対策自体は素晴らしいと思った。
今回は、大手事業者を名乗った「アナログ戻し」という特殊詐欺の手口の紹介だった。特に高齢者には、いろいろな手口を繰り返し紹介して詐欺にあわないようにしてほしい。また、子ども世代が聴いて、親に話して聞かせることも大切だと思った。時間帯や番組時間もちょうどいいと思う。
このようなことってよくあると思う。リスナーも「ああ、そういえば・・・」なんていうシーンを思い浮かべて聞ける内容だった。とてもわかりやすく、被害に遭った方の対処方法も明確で、本当に「お役立ち情報」だと思った。
困っている方の不安を取り除く、明確な対処方法の説明が良いと思った。
聞き取りやすく、ゆっくりめなテンポで注意喚起になると思った。

(改善を求める意見)
「クーリングオフ」「契約解除通知書」「特定記録郵便」など少し難しい言葉が並んだのが少しわかりにくいと思う。
高齢者向けのお役立ち情報であれば、あえてもう少しゆっくり話したり、専門用語を少なめにしたりするなどの工夫をする余地があると思った。
このような相談は「188」にかけるところをもう少しわかりやすく、
電話の受話器を取る → ダイヤルを188 →センターが出る
など市外局番が居るのかいらないのか・・・なども丁寧に説明があると良かったと思う。

●局より
「コシバタカシのコミュニティFM大図鑑」について
地域に密着した活動を行うコミュニティFM局を紹介することは、コミュニティFMの重要な役割を社会に認識させる同時に、同じコミュニティFM局として我々が学ぶことも多く、貴重な番組と認識している。
番組の内容は単なる局の紹介にとどまらず、それぞれの地域や時代においてコミュニティFM局と密接に関わりあった人々も取り上げることによって番組にドキュメンタリー性を導入し、聴いていて楽しく、さらに印象深い番組になるよう心掛けている。
このような番組を制作していることに対する責任と誇りを常に意識しながら、今後も番組作りに務めたいと思う。
 
「消費生活総合センターお役立ち情報」について
昨今、大きな社会問題となっている悪徳商法や詐欺に対する警鐘を鳴らし、特に被害者になりやすい高齢者に必要な情報を伝えることは、高齢者がアクセスしやすいメディアの一つとして認識されているコミュニティFMの使命であると考えている。
地元の関係機関(相模原市消費生活総合センター)と相互の協力態勢をとることにより、コミュニティにとって有意義な、必要な情報を継続的に提供していきたい。
 
エフエムさがみでは、各委員の意見を参考に、今後もより良い番組づくりに努めてまいります。
 
《審議機関概要の公表の方法》
自社放送(「番組審議会リポート」)
事務所への備置き
自社ホームページ(URL)への掲示
 
《次回の番組審議会》
2023年9月開催予定


 

 エフエムさがみ番組審議会(2023.5)議事録

エフエムさがみ 番組審議会(2023年度・第1回)
 
開催日 2023年5月22日~31日
場所 Webおよびメール審議
委員 宇田川隼委員、菅谷貴子委員、染谷耕平委員、中村昌治委員、宮本諒子委員、渡邊知雅子委員 (50音順)(以上、計6名)
出席者 宇田川隼委員、菅谷貴子委員、中村昌治委員、宮本諒子委員、渡邊知雅子委員 (50音順)(以上、計5名)
事業者側出席者 平岩夏木(代表取締役)、大木俊一(取締役)、岩﨑創太郎(営業)、渥美純(事務局)
 
●議題
「市民若葉まつり特別番組“新しい時代へ2023”」について
「図書館へ行こう」について
 
●議事概要
相模原市主催の市民若葉まつり会場から生放送を行った「市民若葉まつり特別番組“新しい時代2023”」、そして相模原市内の各図書館に勤務する職員が情報を提供する「図書館へ行こう」の2番組について、各委員から感想、ご意見をいただいた。
頂いた意見は、スタッフ全員で共有し、今後の放送事業に活かしていくこととした。

●審議内容
タイトル:市民若葉まつり特別番組“新しい時代へ2023”
放送日時:(土曜の部)5月13日(土) 午後1時-4時/(日曜の部)5月14日(日) 午前11時-午後3時
放送形態:生放送
出演:本村相模原市長、市民まつり実行委員長、各団体からの参加者、相模原観光親善大使など
内容:「市民若葉まつり」会場に特設ブースを設置し、2日間にわたって公開生放送を行った。今回審議の対象としたのは、青山学院大学アナウンス研究会の学生がリポーターを務め、鼓笛隊の児童たちにインタビューを行った際の放送内容。
 
タイトル:図書館へ行こう
放送日時:月曜日8時40分頃~「モーニングワイド」内/火曜日11時35分頃~「とれたてランチボックス」内
放送形態:録音放送
出演:相模原市内の各図書館に勤務する職員
内容:各図書館員が、おすすめ本やイベント情報、図書館利用に関する豆知識といった放送内容を決定し、自ら出演している。

●委員から
「市民若葉まつり特別番組“新しい時代へ2023”」について
(肯定的な意見)
鼓笛隊の3名のインタビューは良い。
衣装も鼓笛隊によっていろいろと違うので、衣装の色を言葉で伝えてくれたのは聞いていて想像ができた。
楽器が雨に濡れてしまうので演奏ができないのは仕方がないという言葉で、こどもたちが楽器を大切にしていることが伝わってきた。
市民まつりをラジオ局としてコロナ禍の中でも放送によるまつりができたことに感謝したいと思った。
おまつり中心部に設置の特設ブースからの公開放送はすごくワクワク感があり、現地に行かれない方もお祭りの中にいる気分を味わうことができたと思う。
若いリポーターの声に元気をもらった。
鼓笛隊の楽器についての質問し、さらに楽器のことがまったくわからないというリポーターの正直な言葉には親しみを感じた。
鼓笛隊募集の案内は可愛かった。できれば募集対象の年齢なども聞きたかった。
ラストの特設コーナーにマイクが戻った後の「練習してきたのに残念、テープカットだけでも」の話には「うんうん」とうなずいてしまった。
女性キャスターの元気で聞き取りやすい声に好感が持てた。
子どもの受け答えもはっきりしっかりしていて、とても良いと思った。
インタビューの臨場感が伝わってきた。
 
(改善を求める意見)
演奏ができない方々へのインタビューなので、どんな曲を演奏する予定だったのか、どの程度練習をしていたのかなどインタビューすると良かったと思う。
現地からのリポートについて、初めに会場の気温、天気、混雑の状況等を伝えると情景が浮かぶと思う。
鼓笛隊員個人の楽器も大切だが、全体としてどの様な楽器があるのか、何人の隊なのか、得意な曲目等、隊の情報が欲しい。
鼓笛隊の衣装を詳細にリポートするとリスナーが興味を持つと思う。例えば、「AKBの何の曲の衣装に似ている」とか、具体的な紹介が欲しい。
今回は鼓笛隊のパレードが雨のため中止になってしまったので演奏を披露できず残念だったが、鼓笛隊の演奏がパレードをどんなに盛り上げているかをもっと聞き出すようにしたらよかったと思う。
青山学院大学のアナウンス研究部の学生がリポーターという紹介がほしかった。
鼓笛隊が一生懸命練習してきたのに、悪天候によりパレードに参加できないのであれば、演奏予定の演目や練習で頑張ってきたことを聴きたかった。
衣裳についてイメージが浮かぶような説明が欲しかったのに、「ラジオなので見てもらえなくて・・・」のリポーターの話にはちょっと首をかしげてしまった。
 
「図書館へ行こう」について
(肯定的な意見)
普段はあまり知らない書籍の分類方法などを知ることができてためになる。
お勧めの本やイベントの紹介だけにとどまらず、「まめ知識プラス」では、分類の方法や本の並び方がよくわかり、本を探すときの参考になる面白い企画だと感じた。
今後も図書館へ一人でも多くの方に足を運んでもらえるような配信を期待したい。
図書館では検索機を利用したり、スタッフに場所を聞いたりしてしまっていた。付いているラベルの数字もなんだかわからなかったのだが、分類だということを知った。これは新しい発見!思わず図書館へ見に行ってみたくなった。
わかりやすく興味を持てる図書館へのお誘い放送だと思う。
 
(改善を求める意見)
まめ知識プラス 日本十進分類表に基づき保存していると説明があるが、FMで理解出来るレベルを超えていると思う。
各図書館の検索機がどこにあるのか紹介したほうが良い。
認知症サポーター養成講座に関して、「図書館からご案内します」の後に「橋本図書館では」と案内している。初めの「図書館からご案内します」は必要ない。全体を通して、図書館全館共通の内容なのか、橋本図書館の内容なのか判断がつかない。
認知症講座についての案内がうまく聞き取りにくかったので、ゆっくりはっきり話して欲しかった。
アナウンサー(?)の方がやや棒読みっぽいのが少し気になった。
もう少し親しみやすい読み方だと、あまり聞かない内容も入ってくるかなと思った。

●局より
「市民若葉まつり特別番組“新しい時代へ2023”」について
コロナ下で「市民まつり」の開催が中止となった際には「Air de 桜まつり」と題し、スタジオに鼓笛隊やゲストを呼び、放送により市民まつりの継続を支援してきた(第47,48,49回)。こうした事業にはコミュニティの期待も大きく、今後もリスナーが求める情報の発信を心がけ、地域の活動を支えていきたい。
青山学院大学アナウンス研究部の学生に、中継リポーターを依頼した。大学生の中継リポーターは初めての試みであり、アナウンスの技術にはまだ改善の余地があるものの、元気な声は番組を明るくしてくれた。
今後は事前の研修をしっかりと行った上で、コミュニティに根差した放送局として、学生を含め様々な人に関わっていただくことは継続していきたい。
 
「図書館へ行こう」について
我々と同じく、図書館もコミュニティの文化を支える重要なチャンネルだと考えている。そうした意味では、相互の協働事業がよりよい相乗効果を生むものと期待している。
当番組は、ホームページやSNSの情報とはまた趣が異なる、声による案内が好評を得ている。
伝える内容については「声で伝えて理解していただける」ことを念頭に、精査していきたい。
 
エフエムさがみでは、各委員の意見を参考に、今後もより良い番組づくりに勤めてまいります。
 
《審議機関概要の公表の方法》
自社放送(「番組審議会リポート」)
事務所への備置き
自社ホームページ(URL)への掲示
 
《次回の番組審議会》
2023年7月開催予定


 

 エフエムさがみ番組審議会(2023.1)議事録

エフエムさがみ 番組審議会(2023.1)開催

開催日: 2023 年1月
場所 :メール審議
出席者 :5 名 議題

●議題:特別番組「ラジオ市長室」について

● 議事概要 引き続きコロナ対策は継続している旨を報告。 相模原市長が出演する「ラジオ市長室」について、各委員から感想、ご意見をいただ いた。頂いた意見をスタッフ全員で共有し、今後の放送に活かしていくこととした。

●審議内容 タイトル:ラジオ市長室

●放送時間:毎月第 3 金曜日 13:00~13:30・(再)翌日土曜日 11:00~11:30

● 放送形態:録音放送 出演:相模原市長(本村賢太郎氏)

● 内容:毎月1回、相模原市長をスタジオにお迎えし、市政について、市内のイベント について、お話を伺う。また、リスナーから質問なども受け付けている。

委員から
・市長の声を聴く機会のない人も多いので、大変よい番組だと思う。
・リスナーから届いた質問に答えてくれているが、あの答は準備しているのか?
・市政についての話は原稿を読んでいるのかもしれないが、もっと市長自身の言葉で 話が聴きたい。
・後半部分の家族や趣味の話などは、市長身近に感じることができる。
・自分が住んでいる市のことを考えるきっかけになるので、継続してほしい。
・今年は市長選があるため、しばらくこの番組が休みになるということだが、現在の 市長でも出演を休止しなければならないのだろうか。

局より
・市として伝えるべき事項があると、どうしても原稿が準備されてしまうが、後半は フリートークなので、事前の打合せなしで録音している。
・市長に親しみを持っていただけることはよいことだと考えている。
・市政についてもリスナーからもっと意見が届くようになってほしい。
・選挙に立候補を予定している方について、エフエムさがみでは3カ月前から出演自 粛をお願いしている。もちろん、各場面での市長としての発言や挨拶はその限りで はないが、この番組の場合には、市長個人の考えを聞く場面も想定されるため、選 挙の3カ月前から、番組休止としている。

エフエムさがみでは、各委員の意見を参考に、今後もより良い番組づくりに勤めてまいります。
《審議機関概要の公表の方法》 ① 自社放送(「番組審議会リポート」) ② 事務所への備置き ③ 自社ホームページ(URL)への掲示
《次回の番組審議会》 2023 年 5 月開催予定

 エフエムさがみ番組審議会(2022.11)議事録

エフエムさがみ 番組審議会(2022.11)議事録

開催日 :2022 年 11 月 28 日
場所 :エフエムさがみ
出席者 :5 名

●議題 :特別番組「潤水都市さがみはらフェスタ」について

●議事概要  コロナの夏のイベントへの影響等について報告した後、「潤水都市さがみはらフェス タ」会場から2日に渡って放送した特別番組について、各委員から感想、ご意見をい ただいた。 頂いた意見をスタッフ全員で共有し、今後の放送に活かしていくこととした。

●審議内容 タイトル:特別番組「潤水都市さがみはらフェスタ」

●放送時間:11 月 5 日(土曜日)11:00~14:00・11 月 6 日(日曜日)9:00~12:00

●放送形態:公開生放送 出演:Natsuki・昨日のカレーを温めて・熊坂良介・nozomi

●内容:11 月 5・6 日の両日、フェスタ会場(相模総合補給廠一部返還地)に特設ブース を設け、各ブースからのリポート中継も交え、会場の様子やラーメングランプリの様 子を放送した。 今回は、災害時の運用を想定し、発電機と最少限の機材およびスタッフで放送をした。

委員から
・イベント会場からの公開生放送は、お馴染みの風景になっていて、放送ブースはど こにあるのかと探したこともある。
・会場に行けない人にとっては、お祭り気分を味わえてよい。
・災害時の運用を想定した放送をしたことは良かったと思う。
・災害時にラジオが必要だということを、イベント等のときに、もっと PR すべき。
・パーソナリティを含め3人で放送ができることに驚いた。

局より
・災害時を想定した放送が無事に行えたことは、スタッフの自信になった。
・放送時間もコロナ前よりも短くし、後半はスタジオから生放送中の番組に中継を挟 み込む形にしたが、新たな放送の仕方が見えてきた。
・今回は制作スタッフが中継リポートを担当したり、パーソナリティが取材にアル㋒ などフル稼働したが、スタッフ全員がこのような動きをできるようにスキルアップ していきたい。
・公開生放送は、形を変えながら、今後も継続していきたい。

エフエムさがみでは、各委員の意見を参考に、今後もより良い番組づくりに勤めてまいります。
《審議機関概要の公表の方法》 ① 自社放送(「番組審議会リポート」) ② 事務所への備置き ③ 自社ホームページ(URL)への掲示
《次回の番組審議会》 2023 年 2 月開催予定

 エフエムさがみ番組審議会(2022.9)議事録

エフエムさがみ 番組審議会(2022.9)議事録

開催日 :2022 年 9 月
場所 :メール審議
出席者 :5 名

●議題: 「生き活き!ねんりんピック」について

●議事概要 コロナのイベントへの影響等について報告。8 月 5 日から始まったコーナー「生き活 き!ねんりんピック」の放送音源を各委員に送付し、感想、ご意見をいただいた。 頂いた意見をスタッフ全員で共有し、今後の放送に活かしていくこととした。

●審議内容 タイトル:生き活き!ねんりんピック

●放送時間:毎週金曜日 7:35~7:40 頃・(再)毎週土曜日 12:30~12:55 頃

●放送形態:録音

●出演:「ねんりんピックかながわ」参加選手、関係スタッフ、相模原市役所職員

●内容:相模原市では、11 月 12 日から第 34 回全国健康福祉祭「ねんりんピックかなが わ」の水泳とバウンドテニスのふれあい交流大会が行われるため、地元開催の機運を 盛り上げるためのコーナー。毎回、参加選手や関係スタッフ等が出演し、「ねんりんピ ックかながわ」の魅力や大会への意気込みを語ってもらう。

委員から
・ねんりんピックが地元で開催されることはあまり周知されていないので、このよう な番組を継続的に放送することは意義がある。
・参加者の声が実際に流れることはよいと思う。
・選手や関係スタッフは、ラジオ出演することを喜んだのではないか。
・地元ラジオ局でしかできない番組だと思う。
・ねんりんピックの周知のために、SNS などももっと活用してもよいのでは。

局より
・選手や関係者のところに録音に行くと、皆、よろこんでくれた。
・全国的な大会やイベントなどが地元で開催されることを知らない人は多く、こうい うことを伝えることがコミュニティラジオの役目のように感じている。
・大会当日にも、これまで録音していきた音源を活用して、特別番組を放送刷る予定。
・実行委員として運営に参加すると共に、事前の盛り上げイベントも企画したが、コ ロナ禍のため開催できなかったことは残念だった。

エフエムさがみでは、各委員の意見を参考に、今後もより良い番組づくりに勤めてまいります。
《審議機関概要の公表の方法》 ① 自社放送(「番組審議会リポート」) ② 事務所への備置き ③ 自社ホームページ(URL)への掲示
《次回の番組審議会》 2022 年 11 月開催予定