エフエムさがみ 番組審議会(2025年度・第1回)
開催日 2025年6月20日~7月4日
場所 Webおよびメール審議
委員 有山蒔恩委員、宇田川隼委員、内海諒子委員、菅谷貴子委員、染谷耕平委員、中村昌治委員、渡邊知雅子委員 (50音順)(以上、計7名)
出席者 宇田川隼委員、内海諒子委員、菅谷貴子委員、染谷耕平委員、中村昌治委員、渡邊知雅子委員 (以上、計6名)
事業者側出席者 平岩夏木(代表取締役)、大木俊一(取締役)
渥美純(事務局)
議題
① 「たけちゃんとたかちゃんのパパラボ」について
② 「地元プレス“相模原警察署編”」について
議事概要 子どもを持つ男性パーソナリティ2名による子育て応援番組「たけちゃんとたかちゃんのパパラボ」について、さらに相模原市警察署員が相模原市の安心・安全について話す「地元プレス“相模原警察署編”」について各委員から感想、ご意見をいただいた。
頂いた意見は、スタッフ全員で共有し、今後の放送事業に活かしていくこととした。
審議内容
① タイトル:たけちゃんとたかちゃんのパパラボ
① タイトル:たけちゃんとたかちゃんのパパラボ
毎週第土曜日午後4時より4時30分頃まで放送
放送形態:録音放送
内容: 「子どもたちを気楽にさせたい」をテーマに、子どもたちを盛り上げる活動をする方や、子育てを頑張る方を紹介・応援する番組。
子育てに関する悩みやアドバイス、子どもとの思い出深い話などメッセージも募集している
② タイトル:地元プレス“相模原警察署編”
毎週水曜日午後12時05分頃より約5分間放送
放送形態:生放送
内容: 相模原警察署協力のもとワイド番組「とれたてランチBOX」の中のコーナー番組「地元プレス」で、生放送中に相模原警察署員に電話をつなぎ相模原市の安心安全に関する話を伺う。
委員から
① たけちゃんとたかちゃんのパパラボ
① たけちゃんとたかちゃんのパパラボ
(肯定的な意見)
スポーツ選手のコメントとして、子どもたちに「続ける」ことの大切さ、「相手のことを考える」ことの大切さを届けている点が素晴らしいと思った
全体的に声のトーンや話すスピードがとても聞き取りやすかった
アスカ選手から子どもたちへ向けたメッセージがよかった
WIND WINGSの今後の活動が楽しみになる内容だった
リスナーのバスケに対する興味が増すと思った
ママとパパが一緒に子育てすることがやっと当たり前になった今の時代に、パパ目線で子育てをする方を応援したり、頑張っている方を紹介したりするとてもいい番組だと思う
トップアスリートの女子プロバスケットボール選手の登場で、「相模原に世界一を届ける」というスローガンの下、頑張っている選手の話に元気をもらった
小さいころから夢を持って何かに取り組むことの大切さを伝えてくれた。
「やめたいと思う時や、いやだなと思う時に一度休んでもいいからやめないで欲しい、やめないことも大切だ」という言葉は心に響いた
「辛い時には一度休んでゆっくりすることも大事、子育ても頑張りすぎないこと」というように聞こえた
今後小中学校で「バスケットクリニック」を開催とのこと。バスケット教室ではなくバスケットクリニックと言っていたのも印象的だった
バスケットボールを通して、相手の気持ちを理解する心を伝えていきたいとのお話。小さいころから相手を思いやる心を持って生活していくことが、優しい社会につながると思った
バスケットはとっさに自分で判断しなければならないスポーツで、周りが見えるようになってくる。考える力が付いたという話から、スポーツがもたらす効果は計り知れないと思った
WIND WINGSの髙橋さん、岡さんの爽やかな話でバスケの魅力が伝わってきた
「相模原に日本一・世界一を届ける」スローガンが良い
スポーツで得られること…コミュ力・決断力・チームワークだとはっきりしたタカちゃんの言い方がとても良い
バスケから得られる事として相手の気持を理解・独り一人の考えに耳を傾けるなどバスケを通しての教育力もわかりやすかった
爽やかなオープニングは良い。子育ての応援番組は地域コミュニティFMとして良いセレクトである
バスケを通じて相手の気持ちを考えてプレーする大切や、将来の子供にバスケの楽しさを伝えたいと思う気持ちは凄く良いし大切と感じた
バスケを通じて考える力や決断力が付いたという経験談はバスケ入門への近道となりそうである。
女子プロバスケットボールチームの選手をゲストに迎え、スポーツを通じた成長や挫折など、子育てと共通する視点からの話題が展開され、非常に興味深く聴くことができた
選手自身の体験談は、聴取者にとっても共感を呼びやすく、また子供たちにも夢や目標を持つ大切さを伝える良い機会となっていたと思う
進行も軽快で、親しみやすいトーンが番組のテーマに合っており、リスナーに安心感を与えている
(改善を求める意見)
後半ややバスケチームの宣伝中心ともとれる論調だったので、もう少し子どもにリンクするようなトーク(例えば親子でのバスケの楽しみ方や楽しめる場所の紹介など)の論調だと良かったかもしれない
なぜ相模原に3on3のプロチームができたのかを軽く触れて欲しかった
相模原市は広田小学校の男子ミニバスケットチームが今年全国大会に出場したのでその辺りにもパーソナリティから触れてくれたらリスナーのバスケに対する興味が増すと思った
指導に来てくれる・教えてくれるといのことだが、どこに聞く?費用は?条件は?がわかりにくい
ルールの違いについてがわかりにくかった
試合観戦についてHPを確認したがよくわからなかった。HP検索の仕方などわかりやすい説明が欲しかった
ゲストから冒頭に通常のバスケットボールとスリーオンスリー、スリーXスリーの違いを説明して欲しかった
いつどこで練習や試合をしているのか、説明が欲しかった
自分の経験からスポーツを続ける事の大切さを、メッセージとして発信している事は素晴らしい。但し、リスナーは若いお父さんお母さんをターゲットとしているので、長年子育てをする中で参考にしてほしい旨等、パーソナリティのフォローが必要と感じた
ホームページのアドレス等の告知が必要と考える
「子供たちを気楽にさせたい」というテーマとのことだが、対象が子どもというよりも、子育て中の保護者に向けての内容と感じた
ゲストの話をより深く掘り下げるための問いかけや、リスナーからのメッセージ紹介などが加わると、より双方向性のある内容になるのではと感じた
② 地元プレス“相模原警察署編”
(肯定的な意見)
二輪車事故の実態、そのリスクを数字で説明をしており、わかりやすかった
二輪車事故防止のポイントを具体的に3つ提示してもらえたことで、事故防止に役立つことと思った
二輪車の事故情報がよくわかった
安全への啓蒙になる内容だと思った
相模原市の事故の発生状況を神奈川県のものと比較していてわかりやすく、後の説明内容が入ってきやすかった
放送時間が短い中、とても濃い内容だと思った
最後にアナウンサーの方が内容をまとめた感想を言っていたのが良かった
交通第一課小池課長の話は歯切れよく交通事故の現状と事故防止に向けての対策を教えてくれた
相模原市は自転車事故が県内でもとても多いこと、そのため事故防止の対策が重要課題であることを訴えてくれた
自転車事故防止には、スピードを控えることや、ヘルメットの着用など5つの注意項目を話していましたが、日頃から私は夜間の点灯をしていない自転車を見かけると、車でも自転車同士でも歩行者でも危ないと思っている。注意喚起や取締まりをしてほしいと思っている。点灯しなくても見えるから大丈夫ではない。自転車がここにいることを他の人にわかってもらうことが大事である
ラジオ番組で交通事故防止について根気よく訴えることが大切である
二輪車の心がけ4つについての話が良かった。特に対向車に対しての二輪車の見え方がわかりやすい
「快適なバイクライフをおくるために」パーソナリティがわかりやすく単刀直入にまとめたのが心に響き聞きやすかった
2輪車の死亡者は全体の30%を占める為の対策は必要であると思った
地域の安全情報を発信するという意義ある番組であり、日々変化する治安状況や注意喚起事項をタイムリーに届けるという点で、非常に有益な内容だったと思う
相模原警察署との連携によって、詐欺被害や交通安全、地域のトラブルなど、具体的な事例を交えた解説がわかりやすく、市民の防犯意識の向上に貢献していると感じた
生放送でのリアルタイム性が、情報の「今」を伝えるという点でも効果的である
(改善を求める意見)
一部音声が二重になっているように感じた(反響していた?)
相模原警察署の小池さんの話は警察側から見た交通安全に関しての啓蒙活動が強調されていた。安全のための注意点がもっと具体的にほしかった
もう少しパーソナリティと警察のやりとりがあったほうがわかりやすいのではないか
警察署からの一方的な情報提供となってしまっている。パーソナリティからの質問等があると良いと思った
局より
① たけちゃんとたかちゃんのパパラボ
① たけちゃんとたかちゃんのパパラボ
昨今、「少子化が進み高齢化する社会」がニュースで声高に叫ばれているため、平日の日中にコミュニティに情報発信をする際は、主要なリスナーを「日中に在宅する高齢者」と想定することも多く、例えば詐欺などから消費者被害を防ぐ「消費生活総合センターお役立ち情報 大事な人を見守り隊」といったコーナー番組にも力を入れている
しかし、当然のことながらリスナーは多岐にわたり、リスナーが聴取可能な時間帯に必要としている情報を提供していくのもコミュニティFM局の使命と考えている。委員の1名が「子育ての応援番組は地域コミュニティFMとして良いセレクトである」と指摘しているとおり、土曜日の夕刻、子育て世代の家族がほっと一息をつく時間帯に育児を応援する番組を届けることを目的に、2024年12月からこの番組をスタートさせた
番組の構成としては、ただ単に子育て情報を発信するだけではなく、子育てのポイント、さらには子育ての楽しみ、難しさ、そして喜びの共感をつなげられるよう様々な角度から話題を選び、提供している
② 地元プレス“相模原警察署編”
「南海トラフなどに備えた災害防止」がニュースで大きく取り上げられることが多いため、地元コミュニティと防災協定を結んでいるコミュニティFM局として情報発信をする際のトピックは、こちらも地震などの「防災」を想定することが多い
一方、コミュニティにとって「交通事故」や「犯罪」も身近な問題であり、防止に向けリスナーを啓発していくことはやはりコミュニティFM局としての使命と考えている
地元警察署の担当官から聴くことのできるコミュニティの情報に特化した生の声は、リスナーにとって貴重な情報となるばかりではなく、リスナーと安全対策機関との間に密接な信頼関係を築き、コミュニティに安全と安心を提供できているものと自負している
エフエムさがみでは、各委員の意見を参考に、今後もより良い番組づくりに努めてまいります。
《審議機関概要の公表の方法》
① 自社放送(「番組審議会リポート」)
② 事務所への備置き
③ 自社ホームページ(URL)への掲示
《次回の番組審議会》
2025年9月開催予定