エフエムさがみ番組審議会(2022.3)議事録
開催日時:2022年3月
開催場所:メール審議
参加委員:5名
※緊急事態宣言終了後も、まん延防止等重点措置継続中のため、メール審議で行った。
●議 題
(1) 局の近況報告(新型コロナウイルス感染対策について)
(2) 番組審議:3/16㊌深夜の地震関連の放送について
●議事の概要
スタジオ内の人数制限、消毒、マイクカバーの交換、換気などのコロナ対策は継続して行
っている。
3月16日深夜の地震および停電に関する放送について報告した。
頂いた意見を平岩、大木、熊坂で確認した上で、スタッフ全員に回覧し、今後の放送に活か
していくこととした。
●審議内容の
(1) 3月16日㊌深夜の地震関連の放送
3月16日㊌午後11時36分、福島県沖を震源とするマグニチュード7.4の地震により、放送エリア内では震度4の揺れを観測した。
録音番組の時間で局内にはスタッフ不在だったが、生放送を終えて局舎を出たばかりのボランティアスタッフが引き返し、10分後には、地震の揺れに関する第一報を放送した。
その後、スタッフ全員に対し、防災責任者より集合する旨の連絡を入れた。
地震より約15分後には、全員が局に到着。(内1名は、濃厚接触によりPCR検査の結果待ち中だったため出社はせず、局の駐車場において文字情報発信を担当した。)
HOT情報サポータ―にLINEで情報協力の要請。
午後11時50分より、地震の揺れに関する情報、地域の停電の状況に関する情報、停電による鉄道への影響についての情報、HOT情報サポーターからの身の回りの様子に関する情報、HOT情報サポーターとの電話によるリポートを放送。
午前2時、停電がほぼ復旧。
詳細な情報については、朝7時からの番組内で放送する旨を伝え、午前2時で生放送終了。
公式アプリのリスナー数が、地震発生直後より急激に増え、災害時の情報源として、当社が認知されていることを改めて感じた。
リスナーからも、停電等の情報が寄せられた。
暗い中、ラジオから声が聴こえると安心するというメッセージが届いた。
(2) 番組審議
・地震の揺れを感じたとき、すぐにラジオをつけた。深夜にも関わらず、少ない人数で放送することは大変だと思うが、地域にとって大きな役目を担って頂き、感謝を申し上げたい。
・公式アプリがあることで、電波が届かない地域の人も地域の情報を聴けるようになったことはよいと思う。日頃からもっとアプリのことを含め、エフエムさがみの存在をアピールした方がよいのでは。ラジオの存在を身近に感じてもらうために、もっと多くの人にラジオに出演してもらうとよいと思う。
・夜遅くにも関わらず放送をしていただき、ありがとうございます。ご苦労が多いとは思いますが、地域の防災メディアとして、今後ともよろしくお願いします。
・揺れた直後にラジオを付けたが、地震に関して伝えられる時間があった。少人数で運営しているので仕方がないことだと思うが、揺れたら自動的に放送がはいるなど、技術的にできることはないのだろうか。皆さんが地域のために放送してくれることはありがたいが、AI技術を取り入れるなども考えていく必要があるのではないか。
・停電で不安な時間に、地域の詳細な情報が知れることは安心感につながりました。また、人の声を聴いているだけでも心が落ち着くので、ラジオの存在の大切さを改めて感じました。ありがとうございました。