トピック

愛川町防災訓練会場からの生中継など臨時災害放送局の訓練実施 6/22

2024-06-28 21:26
 6月22日(土曜日)、愛川町で開催された「令和6年度愛川町防災訓練」において、総務省関東総合通信局とエフエムさがみ(FM HOT 839)が連携し、臨時災害放送局用設備を用いた設営・運用訓練を行いました。

 臨時災害放送局は「被害の軽減に役立つ」ことを目的とした災害時の臨時かつ一時の目的のFM放送局のことで、自治体の災害対策本部が臨時災害放送局を必要と判断した場合、総務省関東総合通信局に電話で相談および開設要請をし、総務省が放送設備・機材を貸出・支援します。
 ご承知の通り、ラジオ放送は操作が簡単な受信機で受信でき、停電時、また復旧作業中や、自動車の運転中も情報収集することができます。愛川町とエフエムさがみ(FM HOT 839)は、既に防災協定を結んでおり、災害時には、エフエムさがみ(FM HOT 839)に「臨時災害放送局」の役目が移行されます。
 当日は、臨時に災害対策本部が設置された愛川町消防センター屋上に送信アンテナを設置し、同じくセンター内に設置された放送ブースから、災害関連、支援情報を発信する想定で放送訓練を実施しました。
 放送内容は、愛川町の小野澤豊町長、危機管理室の土肥満室長より、愛川町の防災体制についてお話いただいた他、総務省関東総合通信局の高橋大輔課長と災害時のラジオの役割に関する意見交換、防災訓練に出展した各社の担当者からのイベント紹介や訓練会場からの生中継など、より実際の放送に近づけた内容としました。また、これらの放送内容は、エフエムさがみ(FM HOT 839)の通常番組でも同時放送し、より多くの皆様に訓練の模様をお伝えしました。